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かつてフランスで「緑の悪魔」と呼ばれたリキュール。
革命期のフランスをスイスへ逃れた医師オルディ=ネールが、蒸留酒にニガヨモギを入れた健胃強壮薬として創作。1799年フランスのペルノーに酒の処方を譲り渡す。
原料となるニガヨモギ由来のツヨンという成分が含まれ、このツヨンが中毒性を持つことから1915年フランスに於いて製造禁止となった。
ロートレックやヴェルレーヌなど、この悪魔の手にかかって破滅した芸術家も数多。
パスティス、ペルノといったアブサンに似せたリキュールも造られ、その人気の程が知れる。
1981年WHOはツヨン残存許容値を定めて製造を承認。
各社でアブサンの名を復活させている。